保育士の資格、仕事に関する内容について分かりやすく解説しています。
保育士の仕事の量は多岐にわたります。単純に仕事の量が多いため、持ち帰り仕事などもあります。特に新人のうちは要領よく動くことが不慣れで出来ませんので、それだけで大変な思いをすることもあります。また、女性の社会進出が進んでいくにつれて、今ではフルタイムで働くことが珍しくありません。そのため朝は7時から夜遅くまで保育園が開園することになります。労働時間は決められていると思いますが、遅くまで残業した次の日が早出だったりすると、それだけで体力的に大変な仕事になります。
保育士の仕事は、給与水準が業界の平均から見て恵まれていないことが社会問題の一つとして指摘されています。特に、月齢の低い赤ちゃんなどは常に命の危険と隣り合わせと言う仕事でありながら、医療職などに比べて給与が低く、処遇が業務に見合っていないことが大変な理由の一つです。
特に正職員としてバリバリ働けるのが比較的若いうちですので、若いうちから担任など責任のある仕事に就くことも多いです。やりがいはあるのですがそれだけ責任も重く、仕事を抱え込んでしまう大変な場面も多いです。また、そういった若い人でも一人の労働力と数えられ、ベテランの保育士は新人育成と保育を同時にしなければならないことも大変です。